『そこをなんとか』13巻

26歳の自分に何もないので、なんとなく日記をつけることにしました。

1のアウトプットをするためには、その3倍のインプットが必要だと実感するこの頃。どこかに何かを発信するということは、とても難しいことです。
ここを精進の場としつつ、インプットした情報やあふれる思いについて、発信したいと思う次第です。

好きな本を買って読むことはとてもステキなことです。
路地恋花』に心を打たれ、怒涛の勢いで集めた麻生みことさんの作品のひとつ。ゆるゆる弁護士まんが。

弁護士といえば「意義あり!」、「事件は法廷で起こっている!」的なイメージですが(どんなイメージだ)、こちらは依頼人の人となりをじっくり味わいつつ、気がつけば淡々と決着がついている感じです。すごく人の描写が丁寧で、依頼人や関係者の心の奥底に触れると、様々な感情が、じんわり、とわくのです。

主人公の楽子ちゃんは、貧乏家庭から一念発起、キャバクラで銭を稼ぎつつ、新試験を味方に弁護士に
なったゆるふわリーガルガール(過程を聞くとゆるふわではないが)。依頼人に感情移入しまくったり、稼ぐことに必死なり、利用されたり、罠にはまったり様々なありましたが、そんな彼女も13巻まで足取りを進めてきました。

13感の表紙には、業務上横領罪、器物破損罪、医療過誤、法的離婚事由、ストーカー規制法の文字。相変わらずパステルな表紙に似合わない言葉たちだぜ!
特に器物破損罪は今話題の「妻が旦那の趣味の諸々を捨てる」に似た内容。今回は妻・旦那ではなく、同窓中のカップルですが。
よく聞く「妻(彼女)が理解がなく何の罪もない旦那(彼氏)の生きがいを捨てる」という構図ではなく、彼氏にも一癖あるのだけれど、今回の肝は、何に執着するか、何を大切にするか、そして、自分は何を見ているか、そして、相手に対しても同じように感じているかということ。
今回は彼女にその目線があり、彼女が颯爽と結論を下していったわけなのですが。

書いていて再発見なのですが、この漫画の面白いところは、登場人物の様々な視点が散りばめられていることかもしれません。楽子ちゃんの視点も、あくまで登場人物の一視点なのです。

前置きはここまでにして、13巻の一番の見どころは恋模様。
じりじりと、じりじりと、そして12巻でようやく思いをぶつけた同じ弁護士仲間の赤星くんからのアレやコレ。
赤星くん派の私としては嬉しい限りです。
(もうひとり本命っぽい方もいるのですが、わたしはいけすかないと思う次第です。)

がんばれ、赤星くん。